Bean to bar chocolate NAGANO

神戸市東灘区 Bean to bar chocolate NAGANO

JR住吉駅山側の住宅街に佇むシックな雰囲気の「Bean to bar chocolate NAGANO」。同店は、カカオ豆の選定から始まり、チョコレートができるまでの製造工程を一貫して行うビーントゥバーで、2021年8月に誕生しました。「カカオ本来の個性的なフレーバーをチョコレートへ」をコンセプトに、その日の気温、湿度などあらゆる角度から日々カカオ豆と向き合い、本来の香りや風味を最大限引き出したチョコレートを一枚一枚丹念に作り上げています。

ヒストリー

元々大学院で社会起業家の研究をしていたという代表の長野亘孝さん。チョコレートとの出会いは誕生日にもらった一枚のクラフトチョコレートです。果実のフレーバーが香る別次元のおいしさに衝撃を受け、「カカオとは何か。チョコレートとは何か。」と神戸大学の研究室にこもり、カカオ豆とチョコレートの研究に没頭するように。そんな中で、オリジナルのチョコレート製造には「焙煎」と「コンチング」(カカオニブを細かくすりつぶすことで豆に含まれるカカオバターが溶け出して滑らかなペースト状にする工程)が重要であることを発見。そこからはそれぞれの豆に適した「焙煎」と「コンチング」を試行錯誤。時間をかけて豊かな香りと風味を感じるオリジナルレシピを完成させました。

商品紹介

現在お店には、長野さんが「日本人にとっての食べやすさ」と「食べた時に驚きがありながらもヤミツキになる味」を基準にセレクトしたベトナム、タンザニア、ガーナ、メキシコ、コスタリカの5種類のシングルオリジンのチョコレートのほか、ダークミルク、抹茶や焙じ茶の計8種類のラインアップ。どれも余計なものを加えず、カカオ豆と沖縄県産きび砂糖と少量のカカオバターで作りあげるため、上品な甘さを堪能できます。またカカオ豆農家の貧困問題に向き合うため、フェアトレードのカカオ豆を使用。さらにカカオ香る奥深い味わいの「カカオニブハニー」には、ウクライナ産ハチミツを使用するなど、チョコレート専門店だからこそ行える社会問題への取り組みも積極的に行っています。

  • コスタリカ産カカオ 70% 1枚¥1,530(税込)

    カカオ豆の中でも世界に8%しか流通していない稀少なトリニタリオ種を使用。イエローフルーツのような爽やかさ、レッドベリーのような甘酸っぱさ、キャラメルのような甘みが口の中で溶け合います。

  • Uniqueダークミルク 1個¥1,680(税込)

    豊かなコクが醍醐味のガーナ産カカオ豆に、ミルクを加えることでより上品かつリッチな味わいに仕上げました。絶妙なコンチングによるザクザクとした食感も魅力的。

  • Unique 焙じ茶 1個¥1,720(税込)

    お茶の名門「山政小山園」が手がける最高級焙じ茶を贅沢に使用した一枚。上品な焙じ茶の香りが鼻腔をくすぐり、一口食べると焙じ茶の香ばしさとチョコレートの深いコクが相まって、豊かな余韻を楽しませてくれます。

  • カカオティー ¥560(税込)

    「カカオをお茶で楽しむ体験」をできるカカオティー。カカオの殻から煮だしたお茶は、驚くほどすっきりした後味が特徴です。

  • ダークミルク生ガトーショコラ 1個¥3,850(税込)

    ダークミルクチョコレートを使用した生ガトーショコラ。焼きたてはとろける食感を、冷やすと生チョコのような食感を、再度温めなおすと中からチョコレートがあふれだすフォンダンショコラのような食感を楽しめます。

スタッフ紹介

代表
長野亘孝さん

普段のライフスタイル
カフェやパティスリーなど気になるお店をチェック。何の材料を使っているのか、どんな組み合わせで作っているのかなど、研究を兼ねながらいろいろなお店のスイーツを食べ歩くことが多いですね。
おすすめのお店
【ザ ルーフトップ カフェ】
元町駅の近くにあるカフェダイニング。屋外テラスの開放的な雰囲気がお気に入りです。自家製デミグラスソーのかかったハンバーグがオススメ。

店舗情報

Bean to bar chocolate NAGANO

同店のチョコレートのおいしさをギュッと凝縮した濃厚な「チョコレートシェイク」や、カカオ豆の殻から抽出した「カカオティー」など、ビーントゥバーならではのテイクアウトメニューも見逃せません。さらに週末は、「Bean to bar chocolate NAGANO」の向いにあるインテリアショップ「W・I・S・H」にてカフェを開催しています。カカオティーやカカオレモネードといったノンアルコール、カカオニブ漬けウイスキーやジンなどのアルコール、好きなフレーバーを選べるチョコレート食べ比べなどのメニューを楽しむことができます。

※記載の内容はすべて取材当時(取材日2022年5月)のものです。

PAGE TOP PAGE TOP